マカの今昔物語


マカって何?

マカは、学名Lepidium Meyenii walpという、ニンジンやセロリと同じアブラナ科の植物。ビタミン、ミネラルを豊富に含む塊茎植物です。
このマカの特徴は海抜4000~5000mという想像を絶する高地で、しかもミネラルを豊富に含む大地でしか栽培できないということ。この条件を満たす土地は世界中でアンデス山中しかありません。よって、マカは非常に希少価値の高い植物なのです。
大変滋養に富み、「アンデス薬草の女王」「アンデスの朝鮮ニンジン」などと呼ばれています。

マカの今昔物語

 ◆昔は屈強なインカ帝国の兵士のパワーの源でした  
マカは、かつてインカ帝国が栄えた南米ペルーのアンデスで、1000年以上も昔から栽培され、大切な栄養源として重用されてきました。
スペイン人侵略者達の記録には、インカの兵士は屈強で疲れを知らぬ人々として描かれています。しかし、実際インカの人々は菜食主義者といってよい生活を送っていました。
そこで、恐らくこのマカが主要なタンパク類の補給源となり、彼らの強靭な体力・精神力を支え、あのような大文明を築く一つの基盤となっていたと推測されています。

 ◆今はアメリカNASAの宇宙飛行士の食糧となっているマカ  
近年、化学薬品への反省の上に世界規模で健康食品ブームが起こり、アマゾンやアンデス地帯の薬用植物への関心が急速に高まっております。
ドイツ、フランス、アメリカ合衆国の研究機関で熱心に研究され、滋養強壮の他、不感症、不妊症、インポテンツ、精神薄弱症の治療のための研究が多くなってきています。
また、アメリカのNASAで、マカを宇宙飛行士の食糧に用いられたことも注目に値します。同局の説明によれば、彼らの重要かつ危険を伴う任務には、体調を常に保持し、頭脳が明晰で反射神経を最上に維持することが必要であるとのことです。

マカの成分

主成分は炭水化物ですが、根菜にしてはタンパク質に富み、とりわけ各種の必須アミノ酸が多量に含まれています。

特徴的成分としては、

ベンジルグルコシノレートとヨウ素があげられます。
また食物繊維、各種ビタミン(B1、B2、B6、B12、Cなど)、ミネラル(亜鉛、カルシウム、リン、鉄など)などの成分や、アルカロイド、アントシアニン、サポニン、ステロイド、デキストリンといった活性成分にも富んでいます。
こうした豊富な栄養素が相乗的に働いて、「リズムとめぐりを整えて女性らしくいきいきと輝きたい!」「いつまでも男らしくパワフルでいたい!」「ママ活をがんばりたい!」というあきらめない人たちを応援します。

また、カフェインなど刺激成分は含んでいません。

タンパク質14.5%
糖質51.81%
脂質5.97%
水分16.72%
食物繊維5.24%
ミネラル類5.76%
カルシウム226.0mg
リン185.0mg
鉄分20.6mg
亜鉛50.0mg
ビタミン類
B12.7mg
B20.43mg
B6 1.0mg
B12250.0mg
C2.82mg
カロリー372.76 kcal

上記表は100g中の数値
[Ekocentrum Ostrava Laborator ,
Czech Republic,25/oct/1995]

注)上記は植物の歴史的背景を記したもので、その植物を原料とする商品そのものの効果・効能を示すものではありません。

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